内容
人間が本来持つホメオスタシスは非常に精巧で完璧ともいえるものです。
オステオパシーは構造を矯正、調整することで、
自然治癒力が働き、
カラダが本来の状態に戻る事を目指しています。
大前提に、
『自然治癒力が働く』事があります。
しかし、
生きていく上で蓄積する様々な要因により、
身体は常にストレスを受けた状態を保ち、
自律神経の働きを乱し、
あらゆる刺激を不快、侵害として受け取るようになります。
この状態が『恒常性エラー』です。
エラーのある状態では、
肉体に加わる刺激、
心に加わる刺激、
これらの刺激に常にネガティブで過剰な反応を示します。
本来良くなるはずが、
治療によって良い状態を作り出そうとする刺激にすらネガティブな状態を生み出します。
より良い、より深い治療をすればするほど、
何かしらの悪い反応が出てくるという事になります。
また、
自律神経と潜在意識は非常に深い関係にあり、
潜在意識の働きが招くエラーという状態が存在します。
つまり、
無意識の領域が作り出す不調が存在します。
これら顕在、潜在に関わらず、
意識というものとエネルギーの世界は切っても切り離すことは出来ません。
今、
心にあるその対象は、
本当に向き合うべきものなのでしょうか?
コンシャスエラーと呼ぶものを解除した時に、
今目の前にある事象やそれに抱く感情などが、
実は自分自身が作り出していた幻想だったと気づくことも多いことでしょう。
オステオパシーは人間を包括的に捉える学問です。
あらゆる人、
あらゆる症状、
あらゆる状況、
これら全てに対応できてこそ『真理』を捉えたといえるのではないでしょうか。
そのキーとなるのが、
このエラーの解除であろうと考えています。
この問題は年齢に関係なく、
現代ではほとんどの方が抱えています。
『人が治りにくくなった…』という話を治療家なら耳にした事があるのではないでしょうか。
また、
ユニファは人間の本質を解放していく技術ですが、
それが生命力の回収、
そして内在するエラーの表出へと繋がります。
まずは受講する皆さんが、
ご自身本来のホメオスタシスを取り戻して下さい。
ご自身が持つクリアな状態に気づき、
ご自身の人生を歩んでいきましょう。
そしてご自身の最高の状態で、
1人でも多くのクライアントに貢献して頂ければと思います。
1.生体恒常性
2.恒常性エラーの原因と状態
3.症例
4.エラーの評価と治療
5.コンシャスエラー
6.ユニファからの視点