リラクゼーション
今日はIUOのオステオパシーがどんな世界なのか、私なりに言葉にしてみたいと思います。
オステオパシーの創始者であるA.Tスティル博士は、ライトニングボーンセッターと呼ばれるほど、正確無比なアジャストメントを臨床で使用していました。
ですが当時、スティル博士は技術を教えなかったといいます。
その真意がどこにあるのかは定かではありませんが、考えられるのは「本質はそこにない」ということを知っていたからではないかと思うのです。
昨今、アメリカでアジャストメントのミスによる訴訟が絶えないそうです。これはオステオパシーの技術が誤って広まった結果だろうと、あるオステオパスは言いました。
身体は一つのユニットです。スティル博士が残した哲学を考えたとき、技術だけでどうにかしようとしても本来の治癒力は引き出されません。
スティル博士のアジャストメントは、それら全てを包括したものであったのでしょう。そして今、スティル博士と同じようなレベルでアジャストメントができる人間は存在しません。
ではもうスティル博士のようなオステオパシーができる人はこの世に存在しないのでしょうか?
例えばロバート・フルフォードD.O、伝説と言われるほどの結果を遺しています。
ヴィオラ・フライマンD.O、一度もアジャストメントを臨床で使わなくとも、常に結果を遺し続けたといいます。
オステオパシーの哲学が遺ったことで、本来オステオパシーのあるべき姿が、それぞれのDr.が表現できる世界で具現化されてきた。
オステオパシーの哲学は、いわば「鋳型」です。そこにどんな素材を入れて形作るかは、その人次第。
IUOのオステオパシーは、その鋳型から出来上がった、一つの完成されたオステオパシーです。
そして施術者それぞれのもつエッセンスを含め、再度形を変えて表現することができる、「柔らかいオステオパシー」と言えるのではないかと思うのです。
この完成されたオステオパシーの世界を、ぜひ受け取ってください。ではまた。
2024年も残すところあと一ヶ月となってきましたね。あっという間の1年でした。まだ雪が降らない北海道、例年よりも暖かい冬になるのでしょうか。
さて、今週末はIUOの最終到達点である「手放しセミナー」です。
これはIUOの全てのコアセミナーを修了していなければ受講することはできません。このセミナーが数年前に開催されたときは、まだ自分が手放すに至っていないと考えておりました。
正直、技術がなければ何もできないだろうと考えていたのです。
オステオパシーを突き詰めた先には「Not doing」という世界があります。ですがいくら頭をこねくり回してもたどり着ける世界ではありませんでした。
振り返ると、やはり技術というものに固執していたから、きっとこのセミナーを受講するタイミングではなかったのだと思います。
セラピストの皆さんはきっと以前の私のように、「技術がなければ結果が出せるわけがないじゃないか」と思っているかもしれません。
しかし行き着く先は、どうやら技術ではないようなのです。
その先の世界を一足先に覗いてきます。
この度、札幌麻生で「基礎セミナー」が開催されました。
講師は認定講師から寺江と白石のオステオパスである安中が中心となって指導させていただきました。
はじめての開催ということもあり、若干時間をオーバーしてしまったこと、大変失礼いたしました。
予想以上の反響で、半年間のコース受講が満席となり、驚きと感謝でいっぱいです!
無資格の方が人の体を知り、触れることができるようになる、そんなことをテーマに第一回目を開催いたしました。
全六回のセミナーでは、筋骨格を中心とした解剖や、触れ方など、施術のために必要な知識と触診技術をお伝えしていく予定です。
また、オステオパシーの世界にも足を一歩踏み込むような時間も作っています。
ハードルの高いオステオパシーの世界ですが、今の私達だからこそ伝えられる世界があると思っています。
基礎セミナーにご興味のある方は、第2クールを来年から開催しますので、ぜひお越しください!