オステオパシーの真の目的
2024年12月16日
みなさんこんばんは、札幌の寺江です。
最近は少しずつオステオパシーのことが一般の方にも認知されてきているような気がしています。
そもそもオステオパシーというのは何を目的とするのか、そこを今日はお話していこうと思います。
オステオパシーが目的とするところは、【自然治癒力を取り戻す】ことにあります。
本来であれば人間は、自ら自分の身体を治そうという力を持っています。
切り傷は1週間ほどで痛みも傷も消え、もとに戻っていきます。
ですが、何らかの理由で治癒力が阻害されてしまうことで、もとに戻ろうとする力が発揮できなくなります。
この治癒力が阻害されている理由を、人間の構造に求めるのがオステオパシーです。
オステオパシーのことを勘違いされている方も多くいらっしゃいます。
例えば、痛みが出ている場所の原因が、全く違う場所にあることは山ほどあります。
股関節の痛みの原因が、首にあるとか。それは日常茶飯事です。構造を知っている人はきっとよく理解できるでしょう。
首を調整して、股関節の痛みが消える。よくある話ですが、これはオステオパシーの一部でしかありません。
なぜか。オステオパシーの目的は、治癒力を取り戻すことにあるからです。
生理機能としての治癒力が再稼動されなければ、痛みはどうしてももとに戻ってしまいます。
その場で痛みが取れるようになりたいと思うセラピストの方は多いでしょうが、その先があるということを知ってほしいんです。
オステオパシーの魅力は、そこにあると僕は思います。
そしてIUOはそこまで到達することができる。そう感じています。
本当の意味で治癒力を取り戻せるセラピストになりたいという方、お待ちしております。ではまた。